尊体用の口紅で男性でも自然な血色をプラス 死後に現れる死斑について解説

死斑は、亡くなった人にできるあざのようなものです。血液の流れが止まるとできるため、亡くなったすべての人に自然と現れる変化です。また、亡くなると口も開きやすくなるため、一般的にはエンゼルケアで閉じます。

本記事では死斑の特徴や、口が開く理由とその対処法を尊体用の口紅を開発しているセレモニーメイクSHOPがご紹介します。

死後に現れる死斑について

白い菊の造花

人は亡くなると、死斑が現れます。死斑がどのようにできるのか、詳しくみていきましょう。

死斑とは

死斑は、死亡後に皮膚の表面に現れるアザのことです。打撲などのアザとは異なり、自然に発生します。色は赤紫もしくは青紫であることが多く、血液循環が停止したことによって発生します。

血液は重力に従って集まる

血液循環が停止した後、血液は重力に従って集まります。つまり、亡くなってから仰向けになっていると、体の背中側に血液が溜まっていきます。その後、毛細血管や細静脈に集まり、死斑が現れるという仕組みです。

頭や耳、首の裏や背中側が赤くなり、その後赤黒く変わっていきます。死後1時間ほどで現れはじめ、7時間頃までは血液の沈殿が完了せず、遺体の向きを変えると同時に死斑の場所も変わります。

しかし、12時間を超えると毛細血管の外に血液が漏れ出てくるため、遺体の向きを変えても死斑の位置は変わりません。

このように、死斑の現れ方は時間の経過によって変わるため、死亡時刻を調べるための一つの要素になっています。さらに、亡くなった原因によって死斑の色や強さに変化があることから、死亡原因特定のためにも参考になります。

体格によって現れる場所が変わる

先ほど、主に背部を中心に発生するとご説明しました。そのため、仰向けでいれば尊体の死斑はほぼ気にならないのですが、ふくよかな体格の方はその限りではありません。

ふくよかな方が仰向けになると、顔よりも胸の位置が高くなります。そして自身の重みも加わって、血液が重力通りに低い位置にある顔側へ流れ込んでいきます。そのため、顔がうっ血している状態になり、死斑が顔全体に現れる場合もあるのです。

顔の死斑がひどい場合は、ファンデーションなどで隠さなければなりません。

セレモニーメイクSHOPでは、尊体用の口紅やファンデーションを販売・開発しております。シニア男性用の口紅・ファンデーションなので、男性にも違和感なく使用することができます。男性は普段からメイクをしないから必要ないと思うかもしれませんが、やはり元気だった頃と比べると見た目がかなり変化しており、その変化に戸惑うご家族もいらっしゃいます。

あくまで自然に、昔の元気だった頃を取り戻すためのエンゼルケア・エンゼルメイクを行いましょう。

死後に口が開いてしまう理由や対策方法

死後、口が開いてきてしまうパターンは2つあります。それぞれの原因と対処法をみていきましょう。

最初は閉じていた口がだんだん開いてきた

亡くなってすぐに行うエンゼルケアでは、口が開いている場合口を一時的に閉じます。

のどの入り口から舌の上に綿をつめて開かないようにするのですが、時間が経過して死後硬直が解けると、自分で口を動かすことができないため、重力で顎が下がれば自然と口も開いてしまいます。

自然と開いてしまった場合は、下顎を支えるようにしながら綿を詰めなおします。口が開くと口角が下がってしまうため、含み綿で表情を戻します。

口が半開きで唇が合わさっていない

亡くなるとき、痛みで歯をくいしばっていた人以外は、口が半開きになっています。人の口は意識して閉じるものです。亡くなった方は意識がなくなるため、当然口を閉じることができません。口を閉じるためには、エンゼルケアによる工夫が必要です。唇が歯の上で滑らないように、薄い綿をのせて摩擦を作ってから唇を閉じます。

長く入れ歯を外していて入れ歯が合わず、かみ合わせが悪い場合は綿で入れ歯の代わりを作ります。また、乾燥で唇の水分が減って薄くなったり、歯茎がでっぱったりしている場合は、無理に引っ張ると表情が変わるため、ある程度唇が開いた状態で維持しましょう。

セレモニーメイクSHOPでは、尊体用の口紅やファンデーションを販売・開発しております。メイクと聞くと女性がするものというイメージがありますが、男性でも死後の姿を元気だった頃の姿に近づけるためにメイクを施します。

ファンデーションと口紅程度でも見違えるほど変わるため、ほとんどのエンゼルケアでメイクも行われています。

尊体用のファンデーション・口紅をお探しなら、ぜひセレモニーメイクSHOPでお買い求めください。

尊体用の男性向け口紅でより自然な姿に

並べられた多くの化粧品

エンゼルメイクは、従来のメイク・化粧とは目的が異なります。闘病をしていたり、大きな事故に遭ったりした尊体は、生前の姿から大きく変わっている場合も少なくありません。変わり果てた姿でお別れをすることは、亡くなった人にとっても家族にとっても、あまりいい思い出とはいえません。

エンゼルメイクは、生前の姿に近づけてお互いが幸せにお別れができるように、という目的で行われています。

セレモニーメイクSHOPでは、尊体用のファンデーションと口紅を取り扱っております。男性でも違和感なく自然に見せることができます。尊体用の化粧品をお探しなら、ぜひセレモニーメイクSHOPをご利用ください。

尊体用口紅を購入希望ならセレモニーメイクSHOPへ

会社名 セレモニーメイク研究所株式会社
ショップ名 セレモニーメイクSHOP
代表取締役 堀本 由紀子
設立 平成30年10月1日
資本金 999万円
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